平成29年1月18日(水)、那覇市古島のマリエールオークパインにおいて、「平成28年度 安冨祖流合同祝賀会」が盛大に開催されました。
受賞者
照喜名朝一 ハワイ沖縄連合会レガシー・アワード
ハワイ連合会のレガシー・アワードは、「生涯を通じての偉大な業績に対する表彰」で、それぞれの専門分野において、偉大な業績をあげ、かつハワイのコミュニティーに顕著な貢献をした人物に対して、尊敬を込めた栄誉として贈呈されるものであります。
先生は1961年以来これまで55年間にわたり、ハワイで歌三線の指導、琉球舞踊、「組踊」公演、琉球古典音楽安冨祖流研究所設立等で沖縄伝統芸能の普及に大きく尽力されました。
また、先生の活動は沖縄伝統芸能の普及活動にとどまらず、ハワイ留学生の支援、ハワイ沖縄センター建設事業、ハワイ沖縄プラザ建設協力、ハワイ・オキナワフェスティバル、国際文化交流など多岐において尽力し貢献されました。その業績が評価され平成21年には、ハワイホノルル市より3月27日を「Choichi terukina」の日として制定されております。
今回のレガシー・アワード受賞は、先生のこれまでの多大な業績に対する表彰であります。
尚、今回の先生の受賞は、ハワイ以外の人物では初めての快挙であります。
琉球古典安冨祖流音楽研究朝一会 平成28年度沖縄県文化功労者賞(団体)
琉球古典音楽安冨祖流絃聲会師範 照喜名朝一を総帥とする会員300名余の琉球古典音楽安冨祖流の研究音楽団体。昭和35年知念村知名に琉球古典音楽安冨祖流研究所開設以来、毎年知念村の祭りに参加。また、研究所発表会を平成6年に第1回「翔べ!!うた三線」公演を開催し、今年まで毎年25回開催しました。永年にわたり安冨祖流音楽の保存・継承につとめ、幅広い公演活動を通し琉球古典音楽を普及し、沖縄県の文化振興に多大な貢献をしたことが評価され表彰されました。
多くの会員が県内外や海外で沖縄伝統音楽の演奏・普及・指導活動を行い、世界に琉球芸能を紹介している。また、安冨祖流音楽後継者指導・育成にも意欲的に取り組んでいる。
濱元盛爾 平成28年度沖縄県文化功労者賞
永年にわたり、琉球古典音楽安冨祖流の保存・継承と練磨に努め、沖縄県指定無形文化財「沖縄伝統音楽安冨祖流」の保持者として、その普及と後進の指導・育成に尽力し沖縄県の文化振興に貢献した。
大城進昭 平成28年度沖縄芸能連盟功労賞
永年にわたり、琉球古典音楽安冨祖流の保存・継承と発展に貢献し、沖縄県指定無形文化財「沖縄伝統音楽安冨祖流」の保持者として、その普及と後進の指導・育成に尽力し沖縄県の文化振興に貢献した。
瑞慶覧長仁 平成28年度沖縄芸能連盟功労賞
永年にわたり、琉球古典音楽安冨祖流の保存・継承と発展に貢献し、沖縄県指定無形文化財「沖縄伝統音楽安冨祖流」の保持者として、その普及と後進の指導・育成に尽力し沖縄県の文化振興に貢献した。
同祝賀会においては、多数の芸能関係者や弟子がお祝いに駆けつけ、各先生の日頃の芸能活動に対する受賞を全員で祝福した。