令和2年11月29日(日)浦添市産業支援センター「結の街」において、令和2年度秋の演奏会が開催されました。
演奏会は御前風5曲の演奏ののち、上地正隆副会長による開会のあいさつに始まり、続いて照喜名進会長があいさつ。「新教師・師範の皆さんを含め安冨祖流の技芸への理解を深め、会員相互の連携を密にしながら活動を盛り上げてもらいたい。」と述べられました。
今回の演奏会では、先般中止となった定期総会において予定されていた令和元年度新教師・師範免許授与も執り行われ、歌三線教師11名、師範11名、笛教師9名、師範2名、胡弓師範2名がそれぞれ新たに誕生しました。
受賞者を代表して師範免許を受賞した下地實夫さんがあいさつし、「安冨祖流音楽を多くの人に広めていきたい」と今後の抱負を述べられました。あいさつに立った玉城正治相談役は「新教師・師範の皆さんも、安冨祖流の継承のために頑張ってほしい」と激励の言葉を贈りました。
演奏会参加者全員で十七八節、本花風節、ぢゃんな節、子持節を演奏。新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、①出席者を師範及び免許受賞者に限定し、人数を制限 ②マスク着用・手指の消毒の徹底 ③会場内のソーシャルディスタンスの実施 ④演奏曲目を減らし、2時間以内で終了するなど、感染症対策を講じた上での開催となり、最後に渡名喜康広副会長による閉会のあいさつで終了しました。