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令和3年度の礼祭が4月29日(木・祝)午前11時より、那覇市の旧沖縄県立図書館敷地内にある安冨祖流楽祖之碑・宮里春行道翁之像前にて執り行われました。礼祭には役員、新師範・教師免許試験合格者など約20名が参加。先達の先生方に向けて新師範・教師誕生の報告を行いました。礼祭はあいにくの雨天となりましたが、祝詞奏上を述べた照喜名朝一名誉会長は「これは宮里春行先生の喜びの涙です。雨降って地固まる。安冨祖流発展のために頑張ってください。」と新師範・教師を激励しました。

 

宮里春行道翁之像、楽祖之碑

礼祭の様子

礼祭の様子

祝詞奏上 照喜名朝一 名誉会長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

礼祭に続き、午後1時30分より浦添市産業支援センター結の街において、令和3年度定期総会を開催しました。

総会は渡名喜康広副会長の挨拶にて開会。照喜名進会長の挨拶ののち、令和2年度活動報告、収支決算報告等の報告事項をはじめ、令和3年度活動計画案、予算案、規約改正案などが審議され、原案通り承認されました。

また、令和2年度師範・教師免許審査合格者への免許状授与が執り行われ、新師範6名(三線2名、笛4名)、新教師18名(三線15名、胡弓3名)が誕生しました。免許審査委員長で当会相談役の西江喜春先生は「各師匠によってどうしても小さな違いがある。師匠から受けついだ技を基本としつつも、研修会等に積極的に参加することで、違う部分というものをしっかり捉えて研究してほしい。弟子の養成に努め、会を盛り上げてもらいたい。」と審査講評並びに激励の言葉を贈りました。続いて、三線師範免許を授与された金城亮太さんは「伝統音楽を継承し、次世代へしっかり伝承していきます。」と力強い誓いの言葉で応えました。

定期総会終盤では、当会前会長で現相談役の宮里敏則先生へ照喜名進会長より感謝状の贈呈が行われました。宮里敏則先生は平成6年に書記として執行部役員入りし、事務局長、副会長、会長を歴任、26年間安冨祖流絃聲会執行部役員として会の運営に多大な尽力をなされました。宮里先生は26年間を振り返り「宮里春行先生銅像建立事業と安冨祖流絃聲会の大阪文楽劇場公演を皮切りに行なった沖縄縦断公演が一番の思い出だ。会員皆様のご協力のおかげで務め上げることができた。心から感謝申し上げます。」と挨拶しました。

従来であれば演奏を行ないつつ進行する定期総会も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から演奏を無くし、参加者数も少し寂しい定期総会となりましたが、コロナに負けずに頑張りましょうという掛け声に大きな拍手をもって散会となりました。

 

定期総会の様子

挨拶に立つ照喜名進会長

新師範の面々

新教師の面々

誓いの言葉を述べる新師範の金城亮太さん

感謝状を贈呈された宮里敏則先生(左)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定期総会議案書一部資料

令和3年度 活動計画

免許審査規程改定

 

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