安冨祖流絃聲会 組踊、舞踊及び演劇地謡研修部(部長 上原睦三)は、3月19日(日)10時から、浦添市の国立劇場おきなわにおいて今年度最後の地謡研修を実施しました。
組踊「手水の縁」をテーマに立方による唱えに対し、仮名掛けを意識した歌出しについて人間国宝の西江喜春先生から事細かに指導が行われました。
また、今回は第7期箏曲研修生8名が3年の研修期間満了に伴い、最後の研修日となりました。
箏曲研修生の皆様から、指導の西江先生・照喜名進先生に盛花が贈呈され、感謝の意が伝えられました。
上原睦三部長は「コロナの影響もあり、一時は思うような研修が実施できず、皆さんにはご迷惑をお掛けしました。そのような中、安冨祖流95周年記念公演にご出演をいただき、盛り立てて下さいましたことをはじめ、これまでの研修へのご協力に対し心から感謝いたします」と挨拶。
西江先生は「互いに機会を作りながら、安冨祖流との演奏機会も増やしてほしい。今後とも安冨祖流をよろしくお願いします」と激励されました。
第7期箏曲研修生の皆様へは、4月30日(日)13時より浦添市産業支援センター結の街において開催される令和5年度定期総会において修了証が授与されます。