ニュース・講演情報

令和5年7月23日(日)午後、浦添市産業支援センター結の街において、第16回安冨祖流小中校生コンクールが開催されました。

奨励賞部門に9名、優秀賞部門に10名、最高賞部門に6名、小学2年生から中学3年生までの計25名が審査に臨みました。審査は渡名喜康広審査員長以下4名の審査員により厳正に審査され、児童・生徒の皆さんは緊張しながらも堂々と大人顔負けの演奏を披露してくれました。

奨励部門、優秀部門、最高部門に受験した25名の児童・生徒は全員が審査を合格し、合格証と副賞が照喜名進会長から贈られました。

また、部門上位1位の合格者には、11月12日に八重瀬町中央公民館にて行われる、令和5年度秋の演奏会において特別賞が贈られる予定です。

安冨祖流の将来を担う金の卵たちの今後の活躍が大変楽しみです。

 

各部門上位入賞者

●琉球新報社長賞

最高部門 川田結稀さん  沖縄県那覇市   中学3年生 平良大研究所

●安冨祖流絃聲会長賞

優秀部門 金城芽愛さん  沖縄県豊見城市 小学3年生 上間宏敏研究所

●審査員長賞

奨励部門 佐藤陽菜子さん 埼玉県所沢市     小学4年生 平木澄恵研究所

 

審査の様子

小中校生コンクール合格者の皆さん

琉球古典芸能コンクールは、歌三線、笛、胡弓部門の審査がすべて終了いたしました。

合格者一覧につきましては、琉球新報社の特設サイトにおいて閲覧可能です。

合格者の皆さま、誠におめでとうございます。

https://ryukyushimpo.jp/information/entry-1751624.html

 

 

 

第57回琉球古典芸能コンクール安冨祖流歌三線最高部門の課題曲は、十七八節・述懐節となりました。

 

 

 

 

 

 

第57回琉球古典芸能コンクール安冨祖流歌三線優秀部門の課題曲は、首里節・干瀬節となりました。

第57回琉球古典芸能コンクールの審査が令和5年7月下旬からスタートいたします。

安冨祖流絃聲会では下記の通り、歌三線部門受験者に対して受験者指導を実施いたします。

つきましては、各師匠の皆さまにおかれましては、受験生への周知をよろしくお願いいたします。

 

【三線 新人部門 (受験者30名)】

日時:7月16日(日)13時30分~18時(予定)

受付開始:13時  受付締切時間15時

会場:国立劇場おきなわ 中稽古室  (受験者控室:第5or第6稽古室 12:00~)

 

 

【三線 優秀部門 (受験者15名)】

日時:7月22日(土) 13時~18時(予定)

受付開始:12時30分 受付締切時間14時30分

会場:国立劇場おきなわ 中稽古室  (受験者控室:第5稽古室 12:00~)

 

 

【三線 最高部門 (受験者15名)】

日時:7月29日(土) 13時~18時(予定)

受付開始:12時30分 受付締切時間14時30分

会場:国立劇場おきなわ 中稽古室  (受験者控室:第5稽古室 12:00~)

 

 

※指導料・・・1,000円/人(受付の際にお納めください)

 

※安冨祖流絃聲会2,000円(年間)の納付もお忘れなくお願いいたします。

 

※新人部門受験予定の方は、事前に入会届の提出をお願いいたします。

 

 

【お問い合わせ先】事務局長 大城清順 携帯:090-7466-1367 

 E-mail  spdr67e9@gmail.com

第16回琉球古典音楽安冨祖流小・中校生コンクールの申込期間が6月1日(木)~7月2日(日)の日程で開始されました。

安冨祖流所属の各師匠、会員から指導を受けている小・中校生の皆さんが対象となります。多くの皆さまのご応募をお待ちしております。

 

第16回琉球古典音楽安冨祖流小・中校生コンクール

審査日時:令和5年7月23日(日) 午後1時~午後5時(時間は予定)

審査会場:浦添市産業支援センター「結の街」

申込期間:令和5年6月1日(木)~令和5年7月2日(日)必着

申込書提出先:〒900-0002 沖縄県那覇市曙1-15-11-502

          琉球古典音楽安冨祖流絃聲会 会長 照喜名進 宛て

 

(お問い合わせ先)

琉球古典音楽安冨祖流絃聲会 事務局長 大城清順

電 話:090-7466-1367  

Mail:spdr67e9@gmail.com

 

募集案内

実施要項

申込書(PDF)

申込書(word)

令和5年6月4日(日)午前、沖縄県立博物館・美術館講座室において令和5年度師範・教師研修会が開催されました。

研修会では、当会師範で芸術博士の新城亘氏を講師にお招きし、「安冨祖正元の年譜と履歴」と題して講演が行われました。講演では、さまざまな文献資料を根拠に安冨祖正元の功績について紹介され、音楽家としての一面以外にも、首里王府において様々な要職で活躍されたことが紹介されました。また、安冨祖流音楽の伝承には安冨祖正元の二男、安富祖正敷(あふそせいふ)が深く関わったことも紹介され、安冨祖流音楽の始祖について見識を深める時間となりました。

また、会場から質問として「安冨祖流」の「冨」は「富」ではないのかという疑問が投げかけられました。

この疑問に対して、当会師範で安冨祖正元の子孫にあたる安冨祖忠章さんから、安冨祖正元は王府時代、恩納間切安富祖村の地頭職に就いたことから安富祖を名乗るようになっている。そのことから考えると本来は安富祖とすることが妥当だと考えるが、廃藩置県後の戸籍制度導入の際に「安冨祖」として登録がされ、現在に至っていることが報告されました。

師範・教師研修会の様子

講師の新城亘氏(中央左)と照喜名進会長(中央右)他、執行部役員の皆さん

琉球古典音楽安冨祖流絃聲会は会員の皆様へ年会費2,000円の納入をお願いしております。

令和5年度分をはじめ、過年度未納分も含めて納入をお願いいたします。

納入は原則、口座振込をお願いしております当会には複数の預金口座がございます。くれぐれも年会費納入用として指定されている口座をご確認の上、お間違いの無いようお振込をお願いいたします。

 

ゆうちゅ銀行

(他行からゆうちょ銀行へ振込む場合)

店名 七〇八 

店番 708 

口座番号 1626471

口座名義 リュウキュウコテンオンガクアフソリュウゲンセイカイ

 

(ゆうちょ銀行間の振込みの場合)

記号 17070  

番号 16264711

口座名義 リュウキュウコテンオンガクアフソリュウゲンセイカイ

 

琉球銀行

店番号 201

口座番号 606857 

口座名義 安冨祖流絃声会(アフソリュウゲンセイカイ)

 

琉球古典音楽安冨祖流絃聲会(会長 照喜名進)は、4月30日(日)に令和5年度例祭、定期総会を開催いたしました。

午前10時から那覇市の旧県立博物館敷地内にある楽祖之碑・宮里春行道翁之像前広場には、新教師・師範免許審査に合格した皆さんと役員関係者が集まり、例祭が執り行われました。例祭では人間国宝の西江喜春相談役より祝詞奏上が行われ、新師範・教師が誕生したことを報告し、会のますますの発展を見守って下さいと先達に向けて手を合わせました。

楽祖之碑は土台のひび割れや汚れなど劣化見られましたが、このたび大幅な補修を行ないました。建立より半世紀以上の時を経て真新しい姿になった碑を前に、参加者は清々しい気持ちで「かぎやで風節、ぢゃんな節、大兼久節」を献奏しました。

役員はじめ参加者による献奏

真新しい姿になった楽祖之碑を前に演奏する参加者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて午後1時からは浦添市産業支援センター結の街において定期総会が開催されました。

総会は花城英樹副会長のあいさつで開会しました。続く照喜名進会長は「昨年は宮里春行賞受賞者顕彰公演、世界のウチナーンチュ大会、美ら島沖縄文化祭、創立95周年記念公演と大変忙しい1年でしたが、会員の皆さまのご協力のお蔭ですべて大盛会に終えることができた。」と感謝の言葉を述べられました。

総会では令和4年度の活動報告、収支決算報告、審議事項として令和5年度活動計画および予算案が審議され、満場一致で承認されました。

また平田邦夫事務局長の退任と浦添支部長の交代に伴い、新事務局長として大城清順さん、新浦添支部長に通事彰さんに対して会長より委嘱状が交付されました。

その他、地謡研修部第7期箏曲研修生への研修修了証の交付と、新師範・教師免許状の授与が滞りなく執り行われ、最後は二揚六節を声高らかに斉唱して、渡名喜康広副会長のあいさつで閉会となりました。

 

来賓あいさつ:琉球新報社代表取締役社長 普久原均様

師範免許授与を受けた石垣さん、比嘉さん

笛師範免許授与を受けた丹羽さん

師範免許審査に合格した石垣正代さんによる挨拶

教師免許授与を受けた皆さん

地謡研修部第7期箏曲研修修了生の皆さん

出席者全員による斉唱

 

 

 

 

 

 

安冨祖流絃聲会 組踊、舞踊及び演劇地謡研修部(部長 上原睦三)は、3月19日(日)10時から、浦添市の国立劇場おきなわにおいて今年度最後の地謡研修を実施しました。

組踊「手水の縁」をテーマに立方による唱えに対し、仮名掛けを意識した歌出しについて人間国宝の西江喜春先生から事細かに指導が行われました。

また、今回は第7期箏曲研修生8名が3年の研修期間満了に伴い、最後の研修日となりました。

箏曲研修生の皆様から、指導の西江先生・照喜名進先生に盛花が贈呈され、感謝の意が伝えられました。

上原睦三部長は「コロナの影響もあり、一時は思うような研修が実施できず、皆さんにはご迷惑をお掛けしました。そのような中、安冨祖流95周年記念公演にご出演をいただき、盛り立てて下さいましたことをはじめ、これまでの研修へのご協力に対し心から感謝いたします」と挨拶。

西江先生は「互いに機会を作りながら、安冨祖流との演奏機会も増やしてほしい。今後とも安冨祖流をよろしくお願いします」と激励されました。

第7期箏曲研修生の皆様へは、4月30日(日)13時より浦添市産業支援センター結の街において開催される令和5年度定期総会において修了証が授与されます。

 

指導の西江先生と第7期箏曲研修生の皆さん

令和5年3月11日(土)、12日(日)の両日、豊見城市社会福祉センター及び同市真玉橋公民館において、安冨祖流絃聲会 令和4年度教師・師範免許審査が行われました。

今回は歌三線教師16名、三線師範3名、笛教師2名、笛師範2名、胡弓教師1名の申込みがあり、それぞれが審査に臨みました。

合格者は以下の通りです。

 

歌三線教師免許合格者(8名)

受験番号 氏 名 居住地
赤嶺繁明 豊見城市
沼田百合子 埼玉県
ジェイコブ ウィルソン 北谷町
上原良太 那覇市
潮平 剛 宜野湾市
11 羽地奏絵 糸満市
12 中島由美 東京都
16 本堂ジェイソンただあき アメリカ合衆国 ハワイ州

歌三線師範免許合格者(2名)

受験番号 氏 名 居住地
比嘉誠伍 浦添市
石垣正代 那覇市

笛教師免許合格者(2名)

受験番号 氏 名 居住地
小笠原千裕 那覇市
長間京子 埼玉県

笛師範免許合格者(2名)

受験番号 氏 名 居住地
山城 健 石垣市
丹羽亜希子 那覇市

胡弓教師免許合格者(1名)

受験番号 氏 名 居住地
唐木麻子 那覇市

合格者の皆様は、令和5年4月30日(日)10時より楽祖の碑(那覇市与儀公園、旧県立博物館敷地内)において例祭を行ない、同日13時から浦添市産業支援センター結の街で行われる令和5年度定期総会において免許状が授与されます。万難を排してご出席をお願いいたします。

 

審査の様子

審査に臨む受験者

歌三線師範免許審査に臨む審査員の先生方

師範免許審査に合格した石垣正代さん

師範免許審査に合格した比嘉誠伍さん

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