第56回琉球古典芸能コンクール 胡弓優秀部門、最高部門の課題曲が下記の通り抽選にて決定しました。
優秀部門「伊野波節」「干瀬節」
最高部門「諸屯」「仲風節」
令和4年7月24日(日)午後、浦添市産業支援センター結の街において、第15回安冨祖流小中校生コンクールを開催いたしました。
今年は奨励賞部門に9名、優秀賞部門に11名、最高賞部門に9名が挑戦し、全員が日ごろの成果をしっかり発揮し合格することができました。
審査員長の花城英樹先生は「次のステップを目標に、師匠の先生の教えをしっかり肝に銘じて頑張ってください。」と激励しました。
安冨祖流の「金の卵たち」のこれからの活躍が大いに期待されます。
各部門の上位合格者へは、11月6日開催予定の安冨祖流秋の演奏会において特賞が与えられます。
最高賞部門 1位合格者 杵鞭佐和さん 平木澄恵研究所 (特賞:琉球新報社長賞)
優秀賞部門 1位合格者 照喜名朝斗さん 照喜名朝國研究所 (特賞:安冨祖流絃聲会長賞)
奨励賞部門 1位合格者 赤嶺雄人さん 上間宏敏研究所 (特賞:審査員長賞)
令和4年度 第56回琉球古典芸能コンクール 安冨祖流歌三線優秀賞、最高賞の課題曲は、下記の通り決定いたしました。
歌三線優秀賞 7月31日(日)審査 課題曲:作田節、子持節
歌三線最高賞 8月 6日(土)審査 課題曲:十七八節、述懐節
第56回琉球古典芸能コンクールの審査に向け、安冨祖流絃聲会では下記の通り受験者指導を実施いたします。
受験者の皆様におかれましては日程をご確認の上、ご参加下さいますようお知らせいたします。
また、先生方におかれましては、研究所所属の受験生へ参加の呼びかけをお願い申し上げます。
記
三線新人部門
日時:令和4年7月18日(月・祝)13時~17時
場所:国立劇場おきなわ稽古室 (会場予定)
三線優秀部門
日時:令和4年7月23日(土)13時~17時
場所:国立劇場おきなわ稽古室 (会場予定)
三線最高部門
日時:令和4年7月30日(土)13時~17時
場所:国立劇場おきなわ稽古室 (会場予定)
※受験者指導に参加する方はショートメール、Gメールまたは電話にて事前申込をお願いいたします。
連絡先:安冨祖流絃聲会事務局長 平田邦夫
電話090-7384-8619
Mail:oniku.h4445@gmail.com
(日中は電話に出られないことがありますので、ショートメール、Gメールの活用をお願いいたします。)
※当日は受験者指導料1,000円を徴収いたしますのでご準備ください。
※令和4年度安冨祖流絃聲会年会費の納入にご協力をお願い申し上げます。
※新人賞受験者の皆様は、安冨祖流絃聲会入会届の提出をお忘れなくお願いいたします。
令和4年5月29日(日)午後2時より浦添市産業支援センター結の街において、6年ぶりとなる師範・教師研修会を開催しました。
研修会は安冨祖流の師範・教師約80名が参加する中、照喜名進会長のあいさつで開会。照喜名会長は「去る宮里春行賞顕彰公演は大盛会に終えることができ、会員の皆様の協力に心から感謝する。今年は安冨祖流絃聲会創立95周年の節目の年であり、12月11日には琉球新報ホールにおいて記念公演を予定している。本日の研修会において伝統音楽安冨祖流について改めて学びを深め、会員一丸となって会を盛り上げてもらいたい。」とあいさつしました。
研修会前半は、宮里春行先生が生前に安冨祖流会員へ指導されている映像を鑑賞。昔蝶節、今風節、干瀬節、仲風節を指導なさる先生の歌や安冨祖流特有の手様(ティーヨー)の動き、映像に残された先生のお言葉に耳を傾け、先人の技を振り返る機会となりました。
研修会後半は、県指定無形文化財「沖縄伝統音楽安冨祖流」保持者で芸術学博士の新城亘先生を講師にお招きし、安冨祖正元の「歌道要法」についてお話いただきました。
歌道要法には長文と短文があるが、今回は長文の内容について解説。若干の差異があるものの、共通する点は歌三線の演奏姿勢、心得、曲想等ついて述べた「形容端正」「おもへいり(思い入り)」等の文言である。歌道要法は安冨祖流始祖の安冨祖正元によって書かれたもので、芸論書に通じるものがある。芸論は芸の深まりに対応し探究されるもので、安冨祖流奏者は歌道要法に誇りを持って、ますますの研鑽に期待するとエールを送りました。
令和4年4月30日午前、那覇市の旧県立図書館敷地内にある楽祖之碑・宮里春行之像前において、令和4年度の例祭が執り行われました。例祭では、新教師・師範の誕生を先達に報告し、参加者全員で「ぢゃんな節」などを献奏しました。
続いて午後から、浦添市産業支援センター結の街において令和4年度定期総会が開催され、ゴールデンウイーク初日にも関わらず、多くの会員の皆様にご参加をいただきました。
総会は「かぎやで風節、早口説、安波節、上り口説、四つ竹」の斉唱ののち、上地正隆副会長の開会のあいさつにて開会。続く照喜名進会長のあいさつでは「コロナ対策を講じ、徐々に活動を再開することが出来ている。コンクール等においても県内はもとより、県外、海外と多数の合格者が誕生し頼もしく思う。今年度は宮里春行賞顕彰公演をはじめ、当会95周年記念公演など大型行事が控えている。会員一丸となって成功するよう協力をお願いしたい」とあいさつしました。
そのあと、当会顧問の宮里辰秀様より安冨祖流絃聲会へ宮里春行先生が生前に製作した貴重な八重山黒木の三線20棹と、金一封が贈呈され、照喜名会長が「大切に活用させていただきます」と謝辞を述べ受け取りました。
総会議案は原案通り承認され、役員改選についても会長、副会長、監査役はすべて留任となりました。
また、新教師、師範の皆さんへ免許状が交付され、合格者代表のあいさつに立った知念幸代さんは「師匠や家族への感謝を忘れず、安冨祖流の発展に尽力したい」と抱負を語りました。
閉会は渡名喜康広副会長の閉会のあいさつにて散会となりました。
あつ7づ
令和3年度安冨祖流歌三線・笛師範免許審査が令和4年3月20日(日)13時30分より浦添市産業支援センター結の街にて執り行われました。
合格者は以下の通りです。
受験番号1、細川悦子 照喜名朝國研究所
受験番号2、喜納恵美子 照喜名朝國研究所
受験番号4、知念幸代 照喜名朝國研究所
受験番号5、宇保英政 大湾清之研究所
受験番号6、平沢千秋 持田明美研究所
受験番号7、大城眞幸 照喜名朝國研究所
受験者数7名、合格6名、不合格1名
審査員長:西江喜春
審査員:照喜名進、玉城正治、濱元盛爾、宮里敏則、上地正隆
笛師範
受験番号1、佐藤靖浩 屋宜公研究所
受験番号2、和田信一 宮城英夫研究所
受験番号3、大城建太郎 宮城英夫研究所
受験者数3名、合格3名
審査員長:大湾清之
審査員:宇保英明、稲福義男、宮城英夫、照喜名進
令和3年度安冨祖流歌三線免許審査が令和4年3月19日(土)13時30分より浦添市産業支援センター結の街にて執り行われました。
合格者は以下の通りです。
受験番号 | 合格者氏名 | 所属研究所 |
1 | 桃原菜美花 | 大城貴幸研究所 |
2 | 石嶺 愛莉 | 大城貴幸研究所 |
4 | 崎山 朝晃 | 金城 力研究所 |
受験者数5名 合格者3名 不合格者2名 合格率60%
審査員長:西江喜春
審査員:照喜名進、仲原善光、瑞慶覧長仁、渡名喜康弘、照喜名朝國
琉球古典音楽安冨祖流絃聲会では戦後の安冨祖流を復興し、琉球芸能界の発展に寄与された第8代会長 宮里春行師の多大な功績を讃えた「宮里春行賞」が創設されております。このたび、その第1号として照喜名朝一先生、第2号として西江喜春先生への宮里春行賞贈呈が決定いたしました。
つきましては受賞なさる先生方のこれまでの功績を顕彰し、報恩感謝の心で贈呈式並びに顕彰公演を下記の通り開催する運びとなりました。多くの観客の皆様にご来場いただき、祝福を下さいますようご案内申し上げます。
記
公演名:第1回宮里春行賞贈呈式・受賞者顕彰公演「報恩謝徳」
日 時:令和4年5月7日(土)14時開演(13時開場)
場 所:琉球新報ホール(琉球新報社泉崎本社内)
前売券:4,000円(当日券:4,500円)